WORLD PC EXPO 2001 REVIEW : PAGE4
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データレスキュー119 アップルワンのご紹介
過去に紹介のパソコン・デジカメ・ストレージ製品・家電などの新製品
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次世代OS Windows Xp(以下XP)のMicrosoft社のブースでは、「new experience hunting」というイベントを行い、大々的にXPの宣伝を行っていた。数十台の同OSを稼働させたマシンで、数々のゲームやOfficeソフトが稼働していた。Windows
NT系と、95系の技術が融合されたXpでは、安定性と使い勝手が向上しているそうだ。実際に見た感じでは、エラーの出ているマシンはなかった。システムの安定性が飛躍的に向上し、パソコン初心者であっても、安心してパソコンを使うことができるようになるわけだ。改良されたインターフェースは、より親しみやすくなっていた。なお、展示に利用されていたXPのバージョンは評価版で「ビルド2425」のものだった。
気になるアプリケーションソフトだが、Virtul PCというMacではおなじみのソフトが稼働していた。このソフトは、XP上でWindows 3.1/95/98/Me/NT 3.51/4.0/2000 といったOSの実行環境を構築するためのツールである。
また、Windows 2000では脆弱だったPC GAMEへの対応も、Meとの融合で見事に強化された。会場では、同社「フライトシュミレータ」、「Age of EMPIRES II」や、SEGAの「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」、エレクトロニック・アーツ・スクウェアの「FIFA2002 Road to FIFA WORLDCUP」がさかんにデモを行った。展示機でゲームに熱中する人も少なくなかった。
NTTコミュニケーションズは、今回のExpoでは重要な役割を担っていた。展示会場と国際会議場がFast EthernetとGigabit Ethernetで接続(WPC-net)され、同社はOCN回線を提供した。ブロードバンド関連のブースが多数を占めている中で、同社の回線品質の高さが実証されたのだった。
さて、Web認定保証サービスとは、「Web情報の信頼性を確保する新たな仕組み」と題された、簡単にいえば良質なオンラインショップには同社から認定マークを発行し、利用者はそのサイトの安全性を計ることができるという仕組み。高い信頼性を持った同社だからこそできるサービスだ。
どんな悪環境でも使えるPC。それが、同社が展示していた「SAFARI PC」。アウトドアでのフィールドワークや、工事現場・災害時の厳しい環境、水場での作業に適した、これまでにない頑丈さと耐水性を備えたPCである。無線通信や、本体上部にはビデオカメラを搭載していた。CPUはPentium III。基本性能も十分。
PCのディスクユーティリティではおなじみのNorton先生。今回の出展では、Personal Firewallという、インターネットセキュリティソフトもラインナップに加わっていた。このソフトは、インターネットに接続したPCへ、不正アクセスされないようにするためのソフト。また、最近のウィルスに逸早く対応したと述べ、駆除ツールの配布も行われた。アンケートに答えた人の中から抽選で、同社製品が当たるといった、非常に太っ腹な一面も見せてくれた。
最後にお伝えするのが、SONY他数社が提供したメモリースティックパビリオン。メモリースティックを搭載した携帯電話やデジタルカメラ・デジタルビデオカメラ・ウォークマンなど、たくさんの展示があった。同メモリーを搭載したデジタルカメラで、モデルさんと一緒に写真を撮り、それをプリンターで実際に印刷してみるといったイベントがあり、ビジター参加型で好評を得ていた。プリンターはSONY製のもので、メモリースティックを挿入するとサムネールが表示され、ボタン一つで印刷できるという、パソコンレスなスタイルだった。その手軽さと高品質な印刷結果に、一家に一台となってもはやDPE店は必要なくなるかもしれない、そう思った。
終わり
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